HygieneStation

乳頭洗浄と受け皿の洗浄を利用する衛生的子牛給餌。牛体重計、管理システム、ディスプレイその他いくつもの項目を含む。

最高レベルの衛生標準で健康な子牛。乳頭洗浄とトレイ洗浄で病原体負荷が僅かに保たれます。

便利な機能で時間節約。ティーチ機能と乳頭クイッククロージャーが作業を楽にします。

牛体重計で体重管理哺乳が可能になるため飼料費が節約され、子牛管理が楽になります。

自動哺乳機で新たなになった衛生標準

獣医の多くは自動機給餌の乳頭から病気が伝染しないか心配します。Holm & Laue のHygieneStationはこのための新標準を確立しました:乳頭の洗浄およびこぼれたミルクやよだれの受け容器の洗浄によって哺乳ステーション内の衛生な状態が常に確保されます。また、包括的な機能やアクセサリーを選択できるため子牛が成長しやすく、子牛担当者の作業負荷が減ります:横に装備されている重要な情報を回収する子牛秤、離れた所からでも子牛番号が見えるディスプレイ、アンモニアセンサー、さらにミルクタップバルブはそうしたアクセサリーや機能のごく一部の例です。

最適な子牛の健康

子牛ボックスの中で最も病原体の負荷が生じるのは全ての子牛が一日に何度も哺乳するポイントです。HygieneStation が衛生レベルを上げます。

常時清潔な乳頭

新しい HygieneStation では毎回哺乳ごとに乳頭を外から圧力と清水で洗浄します。このため乳頭の病原体負荷は最大 80 % も減少します!

新製品 PinkTeat 乳頭は 3 mm の(旧モデルの 4 mm より小さい)開口があり、健康的な消化のために最適な前提が整っています。1 分当たり飲乳速度が 600 ml では子牛の飲み方は遅いほうで涎が増えます。これで吸引反流が乳頭で滞留するため消化が促され、相互に吸引が最小限となります。

自然な飲乳姿勢

母牛の乳首と類似しているステーションの乳頭も下へ傾斜しています。これで子牛は自然な飲乳姿勢を保てます。頭が伸びている状態では自然な食道溝反射を促し、第一胃(ルーメン)で飲む危険が軽減されます。

LED 乳頭ライト

子牛は乳頭が光っているとすぐ見つけやすいことが経験でわかっています。哺乳量は夜間に増え、哺乳行動は 24 時間一貫して均等に配分されています。

よだれと残ミルクの自動排出

どの子牛も哺乳時によだれを流します。2023年に以前のよだれトレイを勾配付きで流れるプレートに変更してHygieneStationを改善しました。このQuickDrainシステムでは平面噴射ノズルが哺乳の度に漏れ落ちるよだれをプレートから流し、残ミルクと洗浄水がよだれ用溝を直接流れて排出部へ出るようにしました。これで子牛哺乳時の衛生がさらによくなると同時に洗い流す手間も減りました。

労力の節約

手間が省けることは、多くの畜産酪農家が自動哺乳機を選ぶよい理由となっています。HygieneStation ではさらにいくつかの手間が省けます。

子牛は自ら学習する

子牛が乳頭を押し上げると、少量のミルクが口の中に流れ込みます。これで初期飲乳パルスが促され、手動でのティーチングはごく例外的なケースでのみ必要となるだけです。手動でのティーチングが必要になってしまったようなときは、ボタンでミルクを乳頭へ送ることができます。

除糞用に返せる構造

多くのステーションは子牛ベイ内に設置されています。除糞の際は新型 HygieneStation を 90°前へ倒せるので、牛床全面を楽に清掃できます。

乳頭クイッククロージャー: 乳頭は片手でいとも簡単に数秒で交換できます。

体重に応じたコントロール

子牛が速く肥ることは誰でも望みます。しかし体重測定は骨が折れ、訓練が必要です。HygieneStation の牛体重計は基幹情報をそばで確実に把捉します。

個体別離乳

前足体重計により CalfExpert は子牛の日次成長量を計ります。成長が速い子牛は早期から多くの栄養強化剤とヘイを食べるため、個体別の体重増加に基づいて早く離乳が可能になります。こうして反芻する成牛に成長しやすく、金銭の節約となります!

よりよい管理

牛の体重計は子牛の成長を識別できるだけでなく、成長率の低下も検出できます。この情報に基づいてソートアウトされたアラームリストが出力され、病気の子牛を早期発見できます。病気が深刻な段階まで信仰しないうちに処置を行うことがしばしばできます。

この画像には CalfGuide アプリを実行しているスマートフォンが写っています。アプリに子牛のデータが表示されています。

重量情報に基づいて選別ができます

飼育終了時に子牛個体別の成長について貴重な情報が得られます。これでどの子牛を生んでいない雌牛子牛が乳牛の群れを補完すべきか、どの個体が成長がかんばしくないため売却したほうがよいかといったことについて有意義な決定を行うことができます。

有用な機能

見やすいディスプレイ、ミルクタップバルブまたはアンモニアセンサー: HygieneStation には毎日の作業が楽になり、健康な子牛を飼育しやすいよういくつかの技術的補助手段を装備できます。

HygieneStation ディスプレイ

HygieneStation に直接取り付けるかウォールマウントで取り付けるディスプレイに子牛グループの子牛について関連情報が表示されます。子牛番号はとても大きな数字で表示され、離れた所からもよく見えます。さらに、ディスプレイから追加の混合材料を直接配合して給餌したり、バケツにポンプで入れることもできます。

割り当てとアラームの状態

ボタンを押すだけで割り当てリストとアラームリストに出ている子牛番号もシリアルで表示されます。このため子牛ベイと CalfExpert ディスプレイの間を常に切り替える面倒がなくなります。残った餌の量を楽に読み取れ、現在の哺乳の残り所要時間の見当がつきやすいです。アラームの状態も目盛に基づいてすぐ把握できます。

ミルクタップバルブ

CalfExpert で追加配合を開始できるため、ミルクをすぐバケツに楽に入れることができれば特に有利です。ミルクタップバルブで子牛がステーションで哺乳するかまたはミルクをすぐ哺乳バケツにポンプで送るかをご自分で決めることができます。

装備とオプション

HygieneStation の標準仕様とヘビーデューティー仕様の比較

この写真にはディスプレイと体重計ともに HygieneStation が写っています。側面を透明に表わしてあるので受け皿と RFID アンテナがよく見えます。
この画像にはより力強い肉牛の子牛用に使用可能な HygieneStation のヘビーデューティーバリエーションが写っています。
HygieneStation スタンダードHygieneStation ヘビーデューティー
典型的用途乳牛の子供の飼育肉牛の子供の飼育
寸法(長さ x 幅 x 高さ)1.31 x 0.47 x 1.00~1.15 m1.54 x 0.60 x 1.10~1.25 m
内側の幅27~36 cm37~50 cm
CalfExpert 1 基当たりステーション数44
H&L 首輪または ISO 耳タグによる個体識別半二重と全二重半二重と全二重
ミルク横取り防止バルブハイハイ
乳頭クイッククロージャーハイハイ
乳頭へのミルク供給ハイハイ
学習補助(口の中にミルクを入れる)自動と手動手動のみ
設置場所距離7 m まで7 m まで
高さ調整ハイハイ
LED 乳頭ライトハイイイエ
凍結防止用温度センサーハイハイ
乳頭洗浄オプションの追加装備標準
QuadroFlex (子牛 4 頭の哺乳対応)オプションの追加装備オプションの追加装備
HygieneStation のディスプレイオプションの追加装備オプションの追加装備
受け皿ハイイイエ
除糞用に返すことができるハイイイエ
跳ね上げの安全オプションの追加装備イイエ
ウシハカリオプションの追加装備イイエ
閉じることができるステーションオプションの追加装備イイエ
ミルクタップバルブオプションの追加装備イイエ
完備した場合の重量約 50 kg約 90 kg
電源 (VDC)24 V24 V
給水ライン(乳頭すすぎ用)1/2 インチ1/2 インチ
許容水圧(乳頭すすぎ用)1.4~8.2 bar1.4~8.2 bar
実効音圧< 70 dB< 70 dB
レンラクサキ
子牛マニュアル

Holm & Laue 子牛マニュアル